Re: 【みんなの為の小説講座 & 掲示板の使い方】 ( No.6 )
日時: 2008/08/27 14:52
名前: 小説向上委員会

【パクリについて】

『まず始めに』
 故意に既存のストーリーを流用するのは、絶対にやめましょう。
 元ネタがどんなにマイナーで、誰も知らないと思っていても、ネットで公開する以上は必ず誰か、知っている人の目に止まります。
 絶対にバレます。
 そうなった場合、弁明は不可能です。
 あなたは犯罪者の烙印を捺され、その後どんなに良い作品を考え出したとしても『パクリ』としか見てもらえなくなります。

『問題になりうるケース』

1.人物の名前が被った。
2.タイトルが似ている。
3.ネタ・テーマが似ている。
4.ストーリーが似ている。

 この中で、パクリと一般に認識さているものは4です。
 小説を料理に例えますと上三つは「素材」にあたります。
 ちょっと八百屋に行けばすぐ見つかる。そう言った類です。
 中にはよほどしっかり探さないと見つからないマニアックなものもありますが。
 ネタの場合も切り口が違えばその模様も違います。

 そして4は調理法です。ここは作者が最も創意工夫を懲らす部分です。
 ここを安易に真似るのは「他人の努力」を横取りすることに他なりません。
 パクリが最も嫌われる、問題となったスレが炎上する理由もここにあります。

『もし疑いをかけられたら?』
 告発の判定基準も兼ねております。

1.人物名
 被るのはよくある話です。人名図鑑などから取る人もいるのでむしろ被らない方が珍しいです。
 よほど露骨か、ストーリーと密接な由来まで被らない限り、叩かれるいわれはありません。
2.タイトル
 いわゆる表紙にあたるものですが、読者を掴む最初の部分です。
 先発が居た場合は話の筋を考えて別に相応しいタイトルを付けるのが無難でしょう。
 面倒ですが紛らわしいと誹りを受けるよりはマシです。
3.ネタ・テーマ
 ギャグ小説には時事ネタを盛り込まれる事はよくあり、二次創作である以上可能性はさらに増します。
 単発ネタに関してはよほど頻繁に重ならない限り気に留める事はありません。
 テーマに関しては4と密接ですが解釈いかんで話が大きく変わるのでこれだけでは決められません。
 同じテーマを扱う話でも、ストーリーは全くの別物というのは結構あります。
例:「復讐」なら遂げるか思いとどまるか。

4.ストーリー
 これが一番の大問題なので別項目扱いとして解説します。
 まず比較対象となった話をよく読みましょう。1〜3「のみ」に当てはまる物だったら特に恥じる事もありません。
(それでも複数当てはまったり、ストーリーと密接に関わる物だったら要注意です)
 注意するのは以下の点。
『人物の生い立ちや出会い(特に主要人物)』
『話の流れやその中で印象的な場面』
『使われる小道具や台詞回し』
 比較対象となった話を熟読して以降の展開も似ているようなら大幅な改訂も検討しましょう。

 万一指摘されるような事があったら、窮屈ではありますが「常に告発の機会を窺われている」と思った方がいいです。
 その後に同じ小道具を出そう物なら反省の態度のない悪質な人間のレッテルを貼られかねません。
 無論、注意する側はそのぐらい虎視眈々と、しつこくつつくのは荒れる元です。
 刺すときはそれこそぐうの音も出ないような一突きを用意しましょう。

 ロックして話を完全に作り直そうと思ったときもその上にいきなり新スレ、ではなくほとぼりが冷めるのを待ってから。
 でないと「こんなにあっさりと……またどこかからパクって来たな」と思われても仕方ありません。


                                               『澄香様著』

>>パクリとパロディの違い<<

他者のアイデアを故意に模倣し――
 ・それを自分が考えたかのように見せかけるのがパクリ。
 ・それを『マネである』と自他ともに認めた上でマネするのがパロディ。

だと思いますね、私は。
つまり……模倣である事を明記しておけば、少なくともパクリではないと思います。
(もちろん、模倣そのものが良くない行為である事に違いはありません!)


著作権とはまた違った話になります。あくまで『著作物の権利を侵害する』かどうかという話ですから。
この場合の権利とは、お金が主ですね。イメージとかも含まれますけど。

ここで金を稼いでる訳じゃないし、イメージだって壊してないよ、だから違法行為じゃないよと思われるでしょうが、
ただ法に触れなきゃ何をやっても良いって訳じゃありません。
違法行為かどうかじゃなくモラルの問題として、こういう場で他作品のギャグや名セリフを書くのはやめておいた方が無難でしょう。


                                               『三毛猫様著』